ことばはどのようにして出てくるの?

1.大人が話している言葉の意味を理解する。

子どもがこれから何をするか予測が立っているとき、その直前にやることを話す。例えば、外に行くとき玄関で「靴はくよ」と言うなど。また、子どもが今感じているだろうことを周りの大人が代弁することで意味をつかみ始める。「やったーできたね!」「ワー冷たいね!」など。

2.喃語が多くなる。

いつの間にか、大人が話している日本語の音声を聞き取っていて、それに近い音声を作り出す遊びをする。

3.喜怒哀楽の感情が豊かになる。

よく笑ったり、気に入らないことがあるとすぐ怒ったりする。

4.子どもが今感じている感情や湧きあがったイメージをその瞬間に子ども自身が声やジェスチャーで表現する。声に抑揚をつける。

5.何かを発見して指さす時、すかさず「電車だね!」と返し、何かを要求して指さしした時、「ジュース飲みたいの?」と言って応じてあげる。

6.何か言いたそうにしている内容を大人が明確にする。

 子どもがパンを見て「パ」とか言いかけた時、すかさず大人が「そうそうパンだね!パンだよ」大げさに表現する。

7.周りのものには名前があることに気づき、指差しが多くなり、指差しして周りの大人に名前を言ってもらいたがるようになる。

8.発語が出始める。

9.物の名前、感情、要求などをことばでいうようになる。