内気な性格・声も出すことが少なかったお子さんの例

声も出すことが少なかったお子さんの例

H君                 初診時2歳1カ月

 来所時までの経過

通所している他児の保護者からの紹介

 初診時の様子

発語無し

 初診時行動の様子

指差しはあるが、物の名前のカード選択は不可。とぼとぼとした歩き方で運動能力も低い。声を出すこともほとんど見られない。

 初診時所見

物の名前の選択はすぐにわかって来ると思われる。大人しい様子で、運動能力も低く、要求表出・感情表現も少なめである。まず活発に動けるようになること、大きな声が出るようになることを目指すことにする。

 指導の経過

3ヶ月間月4回、個別指導をして、大分動けるようになり、声も大きくなって、絵カードの選択も可能になった。真似でいくつか喋るようになる。その後、7ヶ月間グループ指導月4回して、初診時から10ヶ月後には2歳11カ月の時には、大変活発になって、声も大きくなり、単語は100語以上、2語文で話すようになった。

 保護者の感想

2歳2ヶ月の時、キッズコミュに来た時は、言葉が遅く、ほとんど声すら出さない状態で意思疎通ができませんでしたが、ここで指導を受けて2歳9カ月の時は、少しずつ話せる単語が増え、喋ろうとする意欲が感じられるようになりました。ここで指導を受けて、同じ歳の子と関わり刺激をもらえたこと、話せる言葉が増えて、子どもの成長を見られたことがとてもよかったです。