他児と遊びたがるが、トラブルが多い・自己主張が強く、物の取り合いになると譲れなかったお子さんの例

自己主張が強く、物の取り合いになると譲れないお子さんの例

B君                  初診時2歳4カ月

  来所時までの経過

子ども発達での心理相談:親子教室に通い、他の子と交わらない、癇癪が多いなどで発達障害の傾向があると言われた。その後ホームページを見て当教室を来所した。

 初診時の様子

発語:つい最近急に伸びてきて、2語文が多く、時々3語文で話す。

成育歴:1歳後半の時、目が合わず母親としては療育をしたかった。

 初診時所見

ことばよく伸びてきている、課題もよくやる。今まで他児と遊べていないのでグループ指導を行う。

 指導の経過

みんなで一緒にやる活動をすぐ楽しむようになる。「これ○○の」と言って他児と物の取り合いになることが多い。自分が我先にやりたがる。時々他児と揉めながらも、活動は積極的にやることが多い。8ヶ月経過して、まだ、他児に譲れないことも多いが大声で威嚇したり、睨みつけたりすることは減ってきて楽しくみんなと活動できる日が多くなってきた。

 言語・コミュニケーション発達スケール結果

2歳11カ月時、すべての領域で年齢相応