あまのじゃくで、母親の言うことと反対のことばかりするお子さんの例

あまのじゃくで母親の言うこと反対のことばかりするお子さんの例

l君                初診時3歳9カ月

Ò  来所時までの経過

湘南ZiVaを見て来所

初診時の様子

・3語文で話し、自分のことだと理由が言える。

・普通に会話できるが、母親が怒ったりした時どうして怒られているのかわかっていない。

・自分の言いたいことが伝わらないと叫んでしまう。

・大人を試すようなことをする、わざとテーブルに足を上げたりする。

・本人は楽しんでいるが、度が過ぎてしまう。

初診時所見

理解も表現も半年から1年ぐらいの遅れが見られる。

Ò  指導の経過

月4回のグループ指導を実施する。大声で叫んだり、ふざけることがやたら多かった。

嫉妬からか、妹をいじわるすることが多かった。

年中頃から、相手と競争したがるようになり勝ち負けにこだわるようになる。先生が順番とかやる内容で相手の意見を取り入れると抗議して怒るようになる。勝ったり負けたりを繰り返して、年長になる頃に負けても怒る

ことはなくなる。妹に優しくなって一緒に遊ぶようになる。表現力がアップし、こちらの質問に大分答えられようになる。

言語・コミュニケーション発達スケール結果

5歳4カ月時で、言語理解は指数で90でしたが、言語表出とコミュニケーションは年齢相応になっていました。

保護者の感想

Ò  3歳9カ月の時に初めてキッズコミュを訪れた際は思考の切り替えが苦手、叫んだり、手が出ることが多い、ことばが遅いなど様々な問題を抱えていました。こちらに通い始めて1年半が経ち、現在5歳4ヶ月になりましたが、最近は周りから別人のようだと言われることもあり、マイペースではありますが人に譲ったり、優しく出来ることが増えました。こちらで指導を受けて会話がスムーズになり、意思疎通できるようになったことがとても嬉しく、先生の子どもの接し方から親の私も学ぶことが多く、毎回勉強させていただいております、何よりも子どもが古賀先生を信頼していてとても楽しそうです。